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藤田 尚志 勁草書房ベルクソンハンジダイテキテツガク フジタ ヒサシ 発行年月:2022年06月01日 予約締切日:2022年04月27日 ページ数:632p サイズ:単行本 ISBN:9784326103003 藤田尚志(フジタヒサシ) 1973年生まれ。 九州産業大学教授。 Ph.D(哲学)。 専門は哲学、フランス近現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 言葉の暴力/第1部 測りえぬものを測るー『意識に直接与えられたものについての試論』における持続のリズム計測(rythmesure)(計測のリズムを刻むー『試論』第一章の読解/リズム数論(arythmologie)ー『試論』第二章の読解 ほか)/第2部 場所なきものに場所を与えるー『物質と記憶』における記憶の場所学(khorologie)(『アリストテレスの場所論』に場所を与える/知覚の位置ー『物質と記憶』第一章・第四章の読解 ほか)/第3部 方向づけえぬものを方向づけるー『創造的進化』における生の弾みの諸方向=器官学(organologie)(ベルクソンと目的論の問題ー『創造的進化』第一章の読解/「生物の丹精=産業(industrie)」について、あるいはベルクソン的器官学ー『創造的進化』第二章の読解 ほか)/第4部 呼びかけえぬものに呼びかけるー『道徳と宗教の二源泉』における響存(´echoーsistence)(声の射程ー呼びかけと人格性/火の領分ー情動と共同体 ほか)/結論 明日の前に 立ち止まっている人にだけ見える景色がある。 概念とイメージの緊張関係を精緻に読み解き、ベルクソンを反時代的哲学として読み返す。 概念の解像度を上げるだけが哲学の仕事ではない。 ベルクソンは、イメージとの往還と緊張関係を強調してやまない。 本書は最新の研究成果を踏まえつつ、『試論』や『物質と記憶』など主要著作の鍵概念である「持続」や「純粋記憶」を深く理解するには、「リズム」や「場所」のイメージの精確な把握が欠かせないと説く。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学
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