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講談社選書メチエ 本村 凌二 講談社チチュウカイセカイノレキシ4 ヘンキョウノオウチョウトエイユウ ヘレニズムブンメイ モトムラ リョウジ 発行年月:2024年10月10日 予約締切日:2024年10月09日 ページ数:264p サイズ:全集・双書 ISBN:9784065373576 本村凌二(モトムラリョウジ) 1947年生まれ。 一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。 文学博士(西洋史学)。 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、東京大学名誉教授。 おもな著書に『薄闇のローマ世界ー嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬の世界史』(中公文庫、JRA賞馬事文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 声なき「高地の民」(マケドニアの軍事ルネサンス/デモステネスとアリストテレス/侵略か、防衛戦争か/ギリシア世界の覇者、フィリポス二世)/第2章 希望の大王、東へ征く(アレクサンドロス伝説と「英雄の資質」/帝国ペルシアへの侵攻/テュロスからペルセポリスへ/世界の果てをめざして)/第3章 後継者たちの戦いと均衡(帝国の中核ーアンティゴノス朝マケドニア/ギリシア、インドに接すーセレウコス朝エジプトの/外来政権ープトレマイオス朝/ヘレニズム諸国の経済と都市)/第4章 共通語は新しい神を生む(ローマの台頭とヘレニズム文明/思想と人間観の変容/救済者として現れる神) 歴史の大波はギリシア北方の「声なき高地の民」から起こった。 マケドニア王・フィリポス二世がギリシアの覇者となり、その子アレクサンドロスは紀元前三三四年、東征を開始する。 わずか一〇年で築かれた大帝国と、新たな文明世界。 そこで生まれた学芸と思想の、豊かな生命力と創造力。 人類最初のグローバル化は、空前の宗教融合をもたらし、人間は神に「個人としての救済」を求め始める。 ローマに先行して普遍化した文明“ヘレニズム”を描き直す。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史
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